ヘルペス治療薬の定番バルトレックス

バルトレックス バルトレックスは抗ウイルス薬であるバラシクロビルを主成分とする薬剤です。抗ウイルス薬であるバルトレックスはウイルスに感染した細胞内で活性化し、ウイルスのDNA鎖の伸長を抑止して、ウイルスのDNA複製作用を阻害し、増殖を阻止します。バルトレックスはヘルペスウイルス1型・2型の感染症の治療薬として用いられます。また異型ヘルペスウイルスの水痘・帯状疱疹ウイルス感染症である水疱瘡や帯状疱疹の治療でも使われます。

バルトレックスと同じく、抗ヘルペスウイルス薬のアシクロビルを主成分としたゾビラックスがあります。ゾビラックスの方が誕生は早く、長きにわたり抗ヘルペス薬として使われてきました。しかしゾビラックスは分解されやすく、作用時間が短いため服用回数を増し、投与量を増やさないと薬効が維持できませんでした。これを受け作用時間を改善されたバルトレックスはゾビラックスの改良型と言われ、ヘルペスや帯状疱疹等の治療薬として人気があります。

ただバルトレックスは医師の診察・処方を受け、保険適用されても、一錠あたり500円以上とその価格が高いのが欠点です。ゾビラックスは服用回数は多いけれど安価、バルトレックスは服用回数は少ないけれど価格が高いのです。ヘルペスは再発することが多く、幼少期に水疱瘡にかかった場合は帯状疱疹にかかることもあり、その都度バルトレックスを使うとなると、かなりの出費になります。手間はかかりますが、再発を考慮するとゾビラックスの方が出費を抑えることが可能です。ただし、バルトレックスの通販を利用することで処方されるよりも安価で手に入れることができます。

バルトレックスはゾビラックス同様、痛風薬のプロベネシド、胃薬であるシメチジン、免疫抑制薬のモフェチルや喘息の治療薬として使用されるテオフィリン等との併用に注意が必要です。また高齢者や基礎疾患により腎臓機能が低下している方、持病があり他剤との併用に不安のある方は、バルトレックスを内服する前に医師や薬剤師に相談・確認する必要があります。

ジャネリックのセントレックスは安価で買える

セントレックスはバラシクロビルを主成分とするバルトレックスのジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは特許期間の切れた新薬を開発会社とは異なる別の製薬会社が製造し、その薬剤が新薬と同等の成分であり、効き目が同等であるという厚生労働大臣からの承認を得て、はじめて販売することができる医薬品のことです。

新薬の開発には長い研究期間と開発コストがかかりますが、ジェネリック医薬品は効き目や安全性が既に認められている成分を使用するため、研究機関も短縮でき開発コストを下げることが可能です。よって薬剤価格は新薬よりも安価になります。薬価が安く、同じ効果が得られるということで、人気がありジェネリック医薬品を選択する人や医療機関が増えています。セントレックスもジェネリック医薬品であるため、バルトレックスよりも安く購入することができ、患者にとって利点があります。

セントレックスはバルトレックスと同様に抗ウイルス薬として作用します。つまりセントレックスはバルトレックス同様、体内でアシクロビルという抗ヘルペス薬に変換され、ウイルスに感染した細胞内でDNA鎖の伸長を抑制したり、ウイルスDNAの複製作成を抑止し、ウイルスの増殖を防ぐことが可能です。服薬回数も同様であり、バルトレックスと同様の薬効を期待できます。

セントレックスはバルトレックスやゾビラックス同様、注意しなければならない飲み合わせがあります。特に痛風薬のプロベネシドや胃薬であるシメチジン、免疫抑制剤のモフェチル、喘息の治療薬として用いられる気管支拡張作用のあるテオフィリンとセントレックスとの併用には注意が必要です。また高齢者や基礎疾患等で腎臓機能が低下している方や持病があり他剤を内服中の方も、医師や薬剤師に相談しましょう。